簡単 染み抜き クリーニング方法

食べ物、飲み物、調味料、化粧品からインクなど染み抜きやクリーニングお手入れなどの方法を、自分で!自宅で!出来る方法を分かりやすくご紹介しています!

スチームアイロンでシミ抜き?驚きの理由と方法とは

スチームアイロン

スチームアイロン

洋服のケアが手軽にできるスチームアイロン。アイロン台を使うタイプのものが主流ですが、最近ではハンガーにかけたまま使える「衣類スチーマー」も人気となっていますね。このスチームアイロン、実は染み抜きにも大活躍してくれる存在って知っていましたか?

スチームアイロンを上手に使えば、今まで取れなかったシミがキレイに取れるかもしれません!その理由とやり方をよく知って、早速今日からスチームアイロンを染み抜きに取り入れてみましょう。

 

 

スチームアイロンが染み抜きに使える理由とは?

「なんでスチームアイロンがシミ抜きと関係あるの?」と不思議に思われている方も多いことでしょう。確かにアイロンをかけるだけでシミが落ちるわけではありません。ポイントは、スチームアイロンを使うことによる「布の温度の上昇」なのです。

 

温度が高い方が漂白剤がよく働く

私達がふだんよくシミ抜きに使っているのはワイドハイター等の「酸素系漂白剤」。液体タイプ、パウダータイプといった違いはありますが、どのご家庭でも一本はお持ちのはずです。この酸素系漂白剤、「温度が高いほど成分がよく働く」という特徴を持っています。

特に活発に酸素系漂白剤が働くのは布の温度が60℃前後の状態になったときです。ただ60℃のお湯を使っても、お湯はすぐに冷めてしまうのでなかなか漂白がうまくいかないことも。またそれ以上の熱湯を使おうとすると熱くて扱いが難しいですよね。そこで「スチームアイロン」が活躍してくれるというわけです。

 

スチームアイロンなら温度上げもカンタン!

スチームなしのアイロンだと、布に直接アイロンをあてなくてはなりません。この方法でも布の温度を上昇させることはできますが、洗剤や漂白剤が付いた状態の布にアイロンをあてたら、別のシミができてしまう恐れもあります。

その点、スチームアイロンであれば布に直接触れなくても「蒸気」の力で布の温めることができます。お湯での作業とは違い一度冷めてももう一度温め返せますし、シミ抜き作業にはうってつけなのです。

 

 

スチームアイロンで染み抜きをする方法

ではスチームアイロンでどのようにシミ抜きをするのか、その方法を見てみましょう。

 

【用意するもの】
・スチーム式アイロン
・酸素系漂白剤(液体タイプ)
・中性洗剤(液体タイプ)
・歯ブラシまたは綿棒
・タオル

 

【スチームアイロンでシミ抜きをする手順】


※スチームアイロンは「高」に設定して温めておきます。

1)タオルを広げて、その上にシミのあるい衣類を置きます。

2)中性洗剤を少量、シミの部分に染み込ませます。シミ範囲が狭い場合は綿棒等を使って染み込ませてください。

3)酸素系漂白剤を少量、シミの部分に染み込ませます。こちらもシミ範囲に合わせて、綿棒・歯ブラシ等を使って適量を染み込ませるようにしましょう。

4)スチームアイロンを布から3~5センチ程度にまで近づけて、蒸気を布にかけるようにします。蒸気のショットが出せる場合には、ショットを当ててもOKです。

5)綿棒や歯ブラシでシミの部分を軽く叩き、シミ・汚れを分解させて浮かせます。

6)シミ・汚れが取れるまで、4)と5)を2~3回繰り返します。

7)シミが取れたら、中性洗剤を使って衣類全体を手洗いして仕上げます。

 

【スチームアイロンでシミ抜きをする時の注意点】

※スチームアイロンをあてた衣類は5~7秒位程度で一気に高温になります。火傷には十分ご注意ください。

※高温に耐えられないデリケートな素材については、この方法でのシミ抜きができません。選択表示のアイロン設定等をご確認ください。

※絹(シルク)やウールなど、水分を与えると縮んでしまう素材にはこの方法ではシミ抜きできません。

※漂白剤を使用するため、シミ抜き後には必ず水洗いの工程が必要となります。水洗い不可の素材・染料はシミ抜きができないのでご注意ください。

※染料の種類によっては、漂白剤の成分等で変色・褪色が起きることがあります。目立たない部分でテストすることをおすすめします。

 

重曹を加えてスチームアイロン染み抜きをパワーアップ!


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通常のシミや汚れであれば、上のスチームアイロンシミ抜きで取れることが多いはず。でも中にはとてもガンコなシミで、何度アイロンをあてても分解しきれない…といったことがあるかもしれません。特に食べこぼし系のシミって、なかなか取れにくいですよね。

そんな時に便利なのが「重曹」の存在です!微アルカリ系の成分である重曹は、油分の多い食べこぼし系シミを分解する力の強いアイテム。酸素系漂白剤に重曹を加えてあげることで、よりシミを取る力がパワーアップすると考えられています。

重曹は現在では薬局やドラッグストアでも安価に購入できる他、最近では100円均一ショップ等でも買える手軽な存在となりました。グレードによってはお料理にも使用できますし、シミ抜き以外に掃除にも使えます。ひとつ持っておいてソンは無い!と言えるでしょう。

 

【用意するもの】
・重曹
・酸素系漂白剤(液体タイプ)
・中性洗剤(液体タイプ)
・タオル
・歯ブラシ
・スチームアイロン
・ドレッシング用等の空きボトルまたは小皿等の容器

 

【重曹+スチームアイロンを使ったシミ抜きの手順】

 

1)空きボトルに酸素系漂白剤を大さじ3、重曹大さじ3を入れて、よく振って混ぜます。シミの範囲が小さい場合には、小皿等に漂白剤小さじ1、重曹大さじ1を入れて、歯ブラシ等で混ぜておきましょう。

2)スチームアイロンを高温に温めておきます。

3)汚れても良いタオルを広げて、その上にシミのある衣類を載せます。

4)歯ブラシ等を使って、シミのある部分に水分を少量与えておきます。

5)中性洗剤の液体を、歯ブラシ等を使ってシミの部分に染み込ませておきます。丈夫な衣類の場合、軽くもみこんでおいてもOKです。

6)作っておいた漂白剤と重曹のペーストを、シミのある部分に載せます。

7)スチームアイロンを3~5センチ離れた場所からあてて、シミのある部分の温度を上げます。

8)歯ブラシでトントンとシミの部分を叩いて、汚れを浮かせます。

9)汚れが浮き上がるまで、スチームアイロン→叩くという動作を何度か繰り返します。

10)シミが取れたら、中性洗剤を使って衣類全体を仕上げ洗いします。

 

【注意点】
※水洗いやアルカリ性洗剤等が使えない衣類には、このシミ抜き方法は使うことができません。洗濯表示をよく確認しましょう。

※高温で劣化・収縮する衣類には使用できません。

※歯ブラシで衣類をゴシゴシこするのはNGです。生地が傷んで白っぽくなったり、表面が毛羽立ってしまうことがあります。

※アイロンを生地に直接つけたり、長時間当て続けたりはしないでください。生地が劣化・変質する原因になります。

 

curininngu.hateblo.jp

 

おわりに

スチームアイロンを使ったシミ抜きの方法はいかがでしたか?なお、付いてから何週間・何ヶ月もが経過したシミについては、スチームアイロンによるシミ抜き方法でもシミが取り切れない場合があります。

「シミが取れないから」と、10回も繰り返してアイロンを当て続けるのはNGです。洋服自体がダメになってしまう恐れがあります。何度かアイロンの蒸気をあてて落ちなかった汚れについては、無理に自己処理せずにクリーニング専門店に相談をしましょう。

またスチームアイロンを使ったシミ抜き法は、衣類にかなり負担をかけます。基本的に綿Tシャツ等、丈夫な衣類を想定したシミ抜き方法です。着物やワンピース、冬のウールの衣類やコート等、上質でデリケートな素材には不向きですので、その点は十分にご注意ください。