簡単 染み抜き クリーニング方法

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スウェード・バックスキンの汚れ・シミを落とす3つの方法

スウェード

スウェードの靴

独特の起毛した風合いが魅力のスウェードやバックスキン。秋冬向けのバッグや靴等でスウェード製品を愛用しているという方も多いのではないでしょうか?

でもスウェードやバックスキンはお手入れ方法が独特なのが注意すべきポイントです。すべきに汚れが付いたり、水シミができた時に表革やその他の布などと同じお手入れをすると、汚れが取れなくなってしまうことも!スウェード・バックスキン向けの汚れ落とし・シミ落とし方法を知っておきましょう。

今回はスウェード・バックスキン製品の汚れの落とし方・染み抜きのやり方について、3つの方法を詳しく解説していきます。

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1.消しゴム+スウェードブラシで汚れ落とし

消しゴム

まずは擦れたように付いてしまう軽い汚れの落とし方です。靴の爪先等に気づいた時に付いていませんか?あの汚れ、実は意外にも「消しゴム」で落とすことができます。

 

【用意するもの】
1)消しゴム:通常の白い消しゴム(プラスチック消しゴム)。100円のものでOKです。ただし使いかけで黒くなっているものや、古く劣化したものは絶対に使わないでください。


2)スウェード用ブラシ:通常の靴ブラシではなくスウェード専用のもの。ワイヤー部とブラシ部に別れており、起毛部分を根元から起こすことができるものが理想的です。

 

【スウェードの汚れ落としの手順】
1)汚れが付いた部分をスウェード用ブラシのワイヤー部で軽くブラッシングします。毛の根元の汚れをかきだすような気持ちでブラッシングしましょう。ただしあまり力を入れると毛をいためますので、その点はご注意ください。


2)消しゴムをあてて、やさしくこすっていきます。一時的に消しゴムで汚れが取れた部分の毛が白っぽくなることがありますが、3)でブラッシングすれば元に戻ります。汚れが取れにくい場合には、1)のかきだし→2)の消しゴムを何度か繰り返します。


3)汚れが目立たなくなったら、スウェード用ブラシのブラシ部で、毛の流れを整えていきます。白っぽくなった部分は特にていねいにブラッシングをしましょう。

 

【注意点】
以下のようなスウェード・バックスキンの汚れは消しゴムでは落とすことができません。

・水分が含まれている汚れ(雨染み・水ジミ等)
・油汚れ
・色素の強い汚れ
・広範囲の汚れ
・付いてから時間が長く経過している古い汚れ

消しゴムでのケアは、基本的に「付いたその日もしくは数日以内に落とす」といった日常的な汚れ落としです。「消しゴムでスウェードの汚れが落ちない!役に立たない!」というネット情報は、この点を誤解したものと思われます。

 

 

2.スポンジ+水でスウェードの水シミ落とし

スポンジ

飲み物の水滴をこぼしてしまった、雨水が垂れてしまった…この「水シミ」は、特にスウェード・バックスキンで起きやすいトラブルです。

ただの水でできているシミは、実際には「汚れ」はほとんど付いていません。しかし水分を吸った箇所の毛流れ・収縮度が変わってしまっているため、色が違って見えてしまっている状態なんです。そのため「水分を全体に与えて収縮度・毛流れを均一にする」という方法を取れば、水シミを目立たなくすることができます。

 

【用意するもの】
・スポンジ:台所用のものでOKです。ただし柔らかなものにしましょう。
・新聞紙
・タオル:汚れても良いものを数枚。靴やかばんが薄色の場合は白タオルがベストです。
・スウェードブラシ

 

【スウェードの水シミ対策の手順】
1)スポンジを濡らしてから軽く絞ります。


2)靴やかばんを1)のスポンジで軽く叩き、水分を全体的に与えていきます。びっしょりと濡らすのではなく、表面に水分を均一に与えるイメージです。


3)全体が濡れた色合いになったら、今度はタオルで軽く叩くようにして、水分を取ります。水分を与えすぎてしまうと革が痛むことがあるので、それを防止するための工程です。


4)靴やかばんの中に新聞紙を詰めて、形を整えます。


5)風通しが良く、直射日光が当たらない場所で干します。


6)十分に乾燥させたら、最後にスウェードブラシでていねいにブラッシングをして毛流れを整えます。

 

【注意点】
以下のようなシミは、上の方法では落とすことができません。

・コーヒー・紅茶等の色素の多いシミ
・汗等による潮吹きによるシミ
・雨染みに泥汚れ等が混じっている場合
・付いてから長く時間が立っている水シミ

また大量に水を含ませすぎると、皮革の収縮や劣化が起きる可能性があります。ビショビショに濡らしすぎるのではなく、適度に水を与えるよう、十分に注意しましょう。

 

3.スウェード専用クリーナー・スエードシャンプーで汚れ落とし


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ここまでは、消しゴムやスポンジ等、100円くらいで購入できる手軽なお手入れ方法をご案内してきました。しかしより本格的な汚れや染みということになると、残念ながら日常的なアイテムではスウェード・バックスキンの汚れ・シミを落としきるのは難しいです。

「靴やかばんのクリーニング店に出すのはちょっと…」という場合には、スウェード専用のクリーナーを購入することをおすすめします。スウェード用のクリーナーは1,000円くらいから売っていますが、本気でキレイにするつもりならシューケアブランド『モウブレイ』から販売されているモウブレイ スエード&ヌバックシャンプーが理想的です。1,500円~2,000円くらいで買うことができます。

ここではスウェードシャンプーを使ったケア方法を解説していきます。

【用意するもの】
・スウェードシャンプー
・クリーニングスポンジ
・靴クリーニング用のブラシ
・スウェード用ブラシ
・スウェード用のカラースプレー、防水スプレー等
・新聞紙またはシューキーパー
・タオル数枚

 

【スウェードのシミ落としの手順】
1)クリーニングスポンジに水を含ませて、靴・かばん全体を濡らします。靴全体に均一に水分を与えるようにしましょう。


2)スポンジにスウェードシャンプーを少量含ませて、よく泡立てます。


3)シャンプーの泡を全体的にのせていきます。


4)靴クリーニング用のブラシを使って、優しく靴・かばんを洗います。あまり力をこめず、円を描くようにブラッシングするのがポイントです。


5)汚れが落ちたら、クリーニングブラシ、またはタオルで表面の泡を取り除きます。


6)別のタオルを使って、靴・かばん全体を軽く叩くようにしながら水分を取り除いていきます。


7)新聞紙またはシューキーパーを入れて、靴の形を整えます。


8)風通しが良く、直射日光が当たらない場所で干します。


9)十分に乾燥させたら、スウェードブラシでていねいにブラッシングして毛流れを整えます。


10)シャンプーで革の潤いが取れてしまっているので、スウェード専用のスプレーやケア用品で栄養を与えて仕上げましょう。色あせが見られる場合は、スウェード専用のカラースプレーで色を補って仕上げます。

 

【注意点】
製品の染め方によっては、スウェードシャンプーで色落ちやムラ等が起きる可能性があります。事前にできるだけ目立たない場所でシャンプーを使ってみて、テストをしておきましょう。

また何ヶ月も放置したシミは皮革に吸着した状態になっているため、スウェードシャンプーでも落としきれない可能性があります。無理にシャンプーを何度も使うと靴・かばんを傷める恐れがあるので、専門店に相談することをおすすめします。

 

おわりに

スウェード・バックスキンのシミ・汚れ落としの方法はいかがだったでしょうか。スウェードの汚れがキレイに落とせたら、ぜひスウェード専用の防水スプレーで保護をしておいてあげましょう!防水スプレーによる保護は、次回の水シミを防ぐだけでなく、汚れ落としもカンタンにしてくれますよ。