簡単 染み抜き 方法

食べ物、飲み物、調味料、化粧品からインクなど染み抜きの方法を自分で、自宅で出来る方法をご紹介!

ムートンブーツに雨染み・水シミが!お手入れ方法と注意点

ムートンブーツ

ムートンブーツ

『UGG』等に代表されるムートンブーツは、ここ数年の冬ファッションの定番アイテム。でも「大切なムートンブーツに雨染みを作っちゃった」「水シミがどうしても取れない!」等、ムートン素材にできた雨・雪等によるシミに困っているという人はとても多いようです。

今回はこのムートンブーツの水シミ・雨染みのお手入れ方法を詳しく解説していきます。

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ムートンブーツの雨ジミ・水シミを取るお手入れ

そもそもムートンにはなぜ雨染み・水シミが付きやすいのでしょう?

それはムートンの「起毛」の流れが、濡れた部分だけ収縮して変わってしまうため。

ムートンは羊の毛皮の裏を加工し、スエード状に起毛させて仕上げられています。

起毛した繊維はコイルスプリングのようにねじれていて、撥水性はかなり高めです。しかし一度水が染み込むと、その部分だけが一時的に縮んでしまいます。

そのまま乾かすと縮んだ部分だけ光のあたり方が違い、汚れが付いたわけではないのに「シミ」ができたように色味が変わって見えてしまうのです。

ではムートンブーツの雨染みはどうしたら取れるのか?というと、その対策は意外とカンタン。ムートンに全体的に適度に水分を与えてあげれば、繊維の状態が均一になり、シミが目立たなくなります。

ただし「とにかく濡らせばOK」というものではありません。以下のような手順で、ムートンブーツの雨染みを取っていきましょう。

 

【用意するもの】
・柔らかい布かタオル(汚れても良いもの):数枚
・新聞紙:2~3枚
・ムートンブーツお手入れ用のブラシ:天然の馬毛ブラシが理想的


[コロニル] 馬毛ブラシ 17cmx5.4cmx4.5cm CN044042 Black F

 

【ムートンブーツの雨染み・水シミの取り方】
1)シミのある箇所・状態をチェックします。


2)布またはタオルを水に着けて、固く絞ります。


3)シミの部分をまず布でトントンと叩いて、汚れが多少取れるようであれば汚れを布に移していきます。ゴシゴシとこするのはNGです。


4)布・タオルを取り替えて、再度濡らして固く絞ります。こちらの布でシミのある部分以外を叩き、軽く水分を与えていきます。パーツごとに縫い合わされているタイプのムートンブーツの場合、シミがある箇所が1パーツのみであればその部分だけを濡らせばOK。反対にアッパーが一体型であったり、ソール等の甲部だけでなく筒部にまでシミがある場合には、ムートンブーツ全体に水分を与えてください。


5)シミ部分と周囲の違いがわからない程度に水分を与えたら、ブーツの中に新聞紙を詰めて形を整えます。


6)ベランダ・庭先等の直射日光の当たらない場所で、十分に陰干しをします。


7)ムートンブーツが乾いたら、お手入れ用のブラシで毛流れを整えます。

 

※ムートンブーツをビショビショに濡らしすぎるのは厳禁です。あくまでも軽く水分を与えるようにしましょう。
※陰干しは十分に行い、与えた水分を飛ばしましょう。乾燥が不十分だと、ムートンブーツにカビが生える原因になります。
※上記の工程でムートンブーツの雨染み・水シミが取れない場合、2)~7)のプロセスをもう1回繰り返してみましょう。

 

次回のお手入れをラクに!雨染み・水シミの予防対策

ムートンブーツの雨染み・水シミは、上記のお手入れ方法で意外とカンタンに目立たなくさせることができます。でも雨が降った日のたびにこのお手入れをするのは大変ですよね。

今度から何度もムートンブーツの雨染みのシミ抜きをしなくても良いように、シミ抜き後には予防対策も覚えておきましょう。

 

スエード・ムートン用の防水スプレーは必須!

ムートンブーツのお手入れ回数を大幅に減らしてくれるのが、防水スプレーの存在です。全体的にスプレーを吹きかけて乾かすだけでOKですし、2~3週間に1回程度スプレーする程度の頻度でもOK。特にミネトンカやUGG等の高級ムートンブーツを買った人にはマストなアイテムと言えるでしょう。

ただし一般的な「皮革用の防水スプレー」はムートンには使えないので要注意!起毛タイプの皮革であるムートンには、起毛独特の風合いを失わないように、「スエード・ムートン用の防水スプレー」を準備しましょう。

ムートン用の防水スプレーは、コロニルやスコッチガード等のシューケア用品ブランドの他、UGG等のシューブランドでも販売されています。

 


[コロンブス] columbus AMEDAS アメダス(2000) 防水スプレー 420ml

 

ティッシュペーパー等で応急処置!

「防水スプレーをかけるのを忘れて、出先でムートンブーツを濡らしてしまった…」こんな時には、そのままムートンブーツを乾かしてしまうのはNG。

濡れて色が濃くなっている部分の水分を、ティッシュペーパー等で抑えてできるだけ吸い取りましょう。

帰宅したらすぐに、乾いた布(汚れも良いもの)でよく叩いて水気をさらに取ってから自然乾燥させてください。

この一手間をやるかやらないかでも、ムートンブーツの雨染みの程度が変わってきます。

 

 

ムートンブーツの雨染み・水シミが取れない時には?

上記でご紹介したムートンブーツの雨染みのお手入れを2回繰り返してみても、ちっとも雨染み・水シミに変化が見られなかった…この場合、以下のような可能性が考えられます。

 

泥汚れ・その他の汚れが混じっている

・シミの色が非常に濃い
・シミとそうでない箇所の境目の部分の色が特に濃い
・外出時に水たまりを踏んだかもしれない
・大雨・大雪時にムートンブーツを使用した
・公園等の土の部分を歩いた

 

上記のような場合、水たまりに泥や自動車の油等が混じっていて、それらの汚れが雨染みと一緒に染み込んでいる可能性が考えられます。

単なる「水濡れによる水シミ」ではなく、「泥はね」「油ジミ」といった何らかの『汚れ』が付着している状態というわけです。

この場合、まずは汚れの原因を特定して、その汚れを分解できる洗剤・溶剤を使ったクリーニングを行う必要があります。

ムートンブーツは自宅ではクリーニングができませんので、皮革クリーニング・靴クリーニングの専門店に相談をしましょう。

 

カビが生えている

・フワフワとした白っぽいカビが一部に生えていた
・緑色・青色・黒色等のポツポツとした変色がある
・ムートンブーツからホコリっぽいようなニオイがする

 

上記のような場合、ムートンブーツに雨染み・水シミができた時の乾燥が十分ではなく、カビが生えてしまっている可能性が高いです。

カビ菌は繊維の奥にまで根を張るため、一度発生すると自宅では根絶することができません。またカビの種類や繁殖状態によっては、皮革を変色させてしまうこともあります。

皮革製品(靴やカバン)を扱えるクリーニング店で、「カビ取りクリーニング」が可能かどうかを相談してみることをおすすめします。

カビは放置しておくとどんどん繁殖してしまいますので、早めに専門家に対策を依頼しましょう。

 

 

おわりに

ムートンブーツの雨染み・水シミのお手入れ方法や注意点はいかがでしたか?「予防のために防水スプレーなんて面倒だな」と感じた方も多いかもしれません。

しかし、例えば人気の『UGG』の本拠地であるオーストラリアは、地球上で最も降水量が少ない大陸。つまり日本に比べて雨がふらない土地で生まれたブーツなので、「あまり雨仕様ではない」という製品も珍しくないんです。

降水量も多く、さらに湿度の高い日本では、ムートンブーツに雨染み・水シミができやすいだけでなく「カビ」を発生させる可能性も高い…というわけですね。

大切なムートンブーツを長くキレイに履くためにも、雨染み・水シミのお手入れ後には予防対策をしっかりしておくことをおすすめします!

 

白いスニーカーの汚れ・黄ばみを取るには?3つの洗い方を解説!

白のスニーカー

白のスニーカー

真っ白なスニーカーは、いつの時代もファッションの定番アイテム。でも泥汚れや雨染み等、白スニーカーだと様々な汚れが目立ってしまいがちです。また「白スニーカーの黄ばみが気になる…」というのも、スニーカーユーザーに多い悩みの一つとなっています。

でも白いスニーカーの正しいお手入れ方法を知っておけば、いつもキレイな状態で居られますよ。今回は白スニーカーのシミ・汚れ、さらに黄ばみを取るための3つの洗い方や、白スニーカーを洗う時の注意点を紹介していきます。

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1.白スニーカーの泥汚れにはウタマロ石けん!

「白スニーカーでアウトドアに行ったら黒い汚れがビッシリ」「白スニーカーの内側の汚れがなかなか取れにくい」こんな人にオススメなのは、ウタマロ石けんで白スニーカーを洗う方法です。

ウタマロ石鹸は緑色をした洗濯専用の石けんで、98%が純石鹸分で作られています。洗浄成分が液体洗剤等に比べて300%近くも含まれており、泥汚れ等をしっかりと落としてくれるのが魅力。また弱アルカリ性なので皮脂汚れにも強く、スニーカーの内側の汚れもきれいにしてくれるんです。

さらにウタマロ石鹸に含まれている「蛍光増白剤」は、白いスニーカーをさらに真っ白に仕上げる働きも持っています。しかもウタマロ石鹸は価格も100円~250円程度とリーズナブル!白スニーカーをよく履く人なら、一個持っておいてソンは無いと言えるのではないでしょうか。

【ウタマロ石鹸で白スニーカーを洗う方法】
1)乾いている状態のうちに靴裏にブラシをかけて、汚れを軽く落としておきます。
2)白スニーカーに40℃程度のお湯をかけ、全体を濡らします。
3)ズック用・スニーカー用ブラシにウタマロ石けんを少量付けるか、直接石けんを汚れ部分に塗り込みます。
4)ブラシで軽く洗います。
5)全体をすすいで、汚れの状態をチェックします。すすぎは十分に行いましょう。
6)汚れが落ちたら陰干しでよく乾かします。(乾かす前に「3」で紹介する酢の仕上げをするのがおすすめです)

 

curininngu.hateblo.jp

 

 

2.家にある「重曹」で白スニーカーの汚れ落とし!

「白スニーカーは家に一足だけだし、わざわざ石鹸を買うのは面倒…」そんな人におすすめなのは「重曹」を使って白スニーカーを洗う方法です。重曹はパウダーのキメが細かく、汚れを落とす研磨力をアップさせてくれるのが特徴。弱アルカリ性なので、ウタマロ石鹸と同じように皮脂に対する汚れ落としの効果も期待できます。

そして重曹は白スニーカーだけでなく、トイレやキッチン等、お家の様々な場所の掃除にも使うことができます。また普段の洗濯にプラスしたり、グレードによってはお料理作りやお菓子作りに使えるのも魅力。最近ではドラッグストアや100円均一ショップでも重曹が手軽に買えるようになり、昔よりも身近な存在になりました。

【重曹で白スニーカーを洗う方法】
1)バケツ等に40℃程度のお湯を張ります。
2)バケツに洗濯用洗剤を適量入れてから、重曹を大さじ2杯程度入れて混ぜます。
3)スニーカーをバケツに漬け込んで、30分程度置いておきます。
4)スニーカーをバケツから出し、ズック用・スニーカー用ブラシでこすります。
5)汚れが取れきれない場合には、ブラシに直接洗剤と重奏少量をふりかけて、さらに洗います。
6)汚れが落ちたら、ぬるま湯でよくすすぎます。(乾かす前に「3」で紹介する酢の仕上げをするのがおすすめです)
7)陰干しで全体をよく乾かします。

 

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3.白スニーカーの黄ばみには「酢」が効く?

「こまめに白スニーカーを洗っているつもりなんだけど、黄ばみが気になる…」という人、実はそれは「洗濯をよくしているから」が黄ばみの原因なんです。

上記でご紹介したように、白スニーカーの汚れ落としにはウタマロ石鹸や重曹等のアルカリ系の成分がピッタリ。

ところがアルカリ系洗剤のすすぎが十分でなく、繊維がアルカリ系に傾いたままで日光を浴びると、白い繊維が黄ばんでしまいます。

このような白スニーカーの黄ばみに対処してくれるのが、アルカリ性を中和させる「酸性」の成分!ドラッグストア等で販売しているクエン酸を使うのがおすすめですが、手軽なところではキッチンにある「酢」でも代用できます

【酢で白スニーカーを洗う方法】
1)スプレー容器に酢を入れて、水で3~4倍程度に薄めます。
2)スニーカーの黄ばみが気になる箇所にスプレーします。しっかり濡れる程度になるほどスプレーしてください。
3)1~2時間そのまま置いておきます。
4)スニーカー用ブラシを使い、水でよく濯ぎます。
5)陰干しをして、1日以上はしっかりと乾かします。乾燥が不十分だと、酢のニオイが残りやすいので注意しましょう。

※泥汚れ等が付いている場合には、事前にウタマロ石鹸や重曹等で汚れを取り除きましょう。
※酢のニオイはかなり強いです。作業はお風呂場や庭・ベランダ等、換気ができる場所もしくは屋外で行うことをおすすめします。
※クエン酸を使う場合には、小さじ1/2以下の少量ずつを使用しましょう。強すぎる酸で繊維が傷むことがあります。

 

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白スニーカーを洗う時の注意点

白スニーカーを洗う時には、以下の点に十分に注意しましょう。

 

靴紐は必ず外して洗う

白スニーカーを洗う際には、事前に靴紐はすべて外し、別にしてから洗いましょう。靴紐にもウタマロ石鹸・重曹などは使えますが、こちらも黄ばみの恐れがあるため、すすぎは十分に行うことが大切です。

皮革部分があるスニーカーはNG!

ソール等の一部、または全体に皮革部分がある白スニーカーには、上記の「ウタマロ石鹸」「重曹」「酢」を使う洗い方は向いていません。皮革部分が変色したり、変質してしまう可能性が高いです。皮革部分を含めて白スニーカーを洗いたい場合には、革も水洗いできるサドルシャンプー等を使った方が良いでしょう。

金属部があるスニーカーもNG!

スニーカーの紐を通す部分(ハトメ)が金属製である場合、重曹や酢等を使った洗濯方法はおすすめしません。ハトメ部分が変色したり、変色部が布地に移って色が落ちなくなることがあります。この場合には、より作用の穏やかな中性洗剤を使って洗いましょう。

黄ばみ・変色が酷い場合は元に戻せないことも

アルカリ性成分による黄ばみの状態が広い範囲だったり、黄ばんでから長い時間が経過している場合、酢やクエン酸等の酸性成分を使っても黄ばみを元に戻せないことがあります。この場合、「黄ばみを取りたいから」と酸性成分の量を増やすのはNG!繊維が傷んでしまいます。専門のクリーニング店に相談をしましょう。

 

おわりに

白スニーカーのシミや汚れを落とす3つの洗い方はいかがでしたか?今回ご紹介した白スニーカーの洗い方は、いずれもかなり汚れてしまった場合の対策です。こまめに白スニーカーを洗えるのであれば、中性洗剤でも汚れは十分に落とすことができます。

中性洗剤を使う場合には、すすぎ残しによる黄ばみの恐れもほとんどありません。「新品の白スニーカーをこれから履く!」「一度きれいにしたから、今度は汚したくない!」という場合には、まず防水スプレーで汚れを付きにくくしてから、汚れが少し付いた時にこまめに中性洗剤で洗うようにしましょう。この洗い方にすると、さらに白スニーカーの寿命を伸ばすことができますよ。

 

 

【全国対応】靴専門のクリーニング店 👀

宅配靴クリーニング

宅配靴クリーニング

 ブランド靴にも対応の【靴リネット】サイトを見つけましたので、ご紹介します。
【くつリネット】 https://www.kutsulenet.jp/

 

靴リネットの白スニーカークリーニングビフォア

白スニーカー染み抜きクリーニング

白スニーカー クリーニング

 

靴リネットの特徴

・キャンバス、メッシュ、スエード、革、スニーカー、各種ブランド靴にも対応
・熟練職人と科学的(靴を傷めない)にも信頼できる洗剤の使用
・天然水よりもきれいな水で丸洗い
・職人手作業による補色(色補正)工程
・クリーニングの他、保管サービスも有

注文の流れ

①インターネトから簡単予約
②ネットで注文をするとクロネコヤマトが引き取り
③クリーニング・補色・仕上げ
④受け取る

公式サイト

 

革靴にカビ!取り方は?防止スプレーの選び方は?大事な3つのコツ

革靴にカビ

革靴にカビ

「玄関の靴箱を開けたら、革靴に白カビがびっしり…」「革靴がかび臭くて履けない!」…こんな革靴のカビトラブルを経験したことがある人、意外と多いのではないでしょうか?

革靴にカビが生える原因には様々なものがありますが、どの場合にも大切なのは「できるだけ早くカビ取りの対処をする」ということ。

少しでも革靴にカビ臭いニオイを感じたらカビの生え初めのサインですから、早めに正しい対処をしましょう。

ここでは革靴でやってはいけないカビ取り方法や、正しい対処法、カビ防止スプレーの選び方等を詳しく解説していきます。

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1.革靴のカビ、NGの取り方とは

まずは革靴のカビ取り方法の中で、ついついやってしまいがちな「失敗」「NGの方法」について紹介します。「カビを取りたい!」と焦っても、絶対に次の方法では革靴のカビ取りをしないようにしましょう。

 

カビた革靴に水洗いはNG

「革靴も洗えばキレイになるのでは…」と水洗いをしたくなる人も多いはず。でもカビの靴には水洗いはNG!靴に使えるサドルソープ等の石鹸もありますが、残念ながらカビ取りの場合には不適格です。

カビは水洗いをするだけでは根絶することができません。また水洗いをして皮革内に残った水分によって、さらにカビ菌が増殖してしまうこともあります。

革靴にカビキラーはダメ?

「カビと言えば…」ということで、お風呂用・キッチン用などんカビスプレー(カビ防止スプレー)を使いたくなる人も居るはず。製品名で言うと、「カビキラー」等を思い浮かべる人が多いことでしょう。

しかしこのようなお風呂のタイルやキッチンのカビを駆除するタイプの除菌スプレー・カビ防止スプレーは、革靴などの皮革類には使うことができません。

含まれる成分の中に脱色作用の強い「塩素系」の成分があり、これによってスプレーした部分の色が抜けて変色してしまうのです。

風呂用カビスプレーで変色してしまった革靴は、専門店でも色を元に戻すことができません。

アルコールやエタノールもNG

アルコールやエタノール等も使うのは避けましょう。これらも皮革を変色させたり、必要以上に革を乾燥させて変質させてしまう恐れがあります。

またアルコール類には一定の除菌効果がありますが、「カビ菌」に対する防カビ効果は長くは持続しません。

ウェットティッシュ類も使わない

除菌ウェットティッシュ、掃除用のペーパー等を使うのもNG。これらの中にはアルコール類や界面活性剤等が多く含まれているため、革靴にダメージを与えてしまう恐れがあります。

 

 

2.正しい革靴のカビ取り方法とは?

では、革靴にカビを見つけたらどうしたら良いのでしょうか?

革靴のカビ防止スプレーを選ぼう!

まず用意をしたいのが、革靴用のカビ防止スプレーです。「革靴にカビが生えた」ということは、原因として「保管場所の湿度が高い」といった環境的な問題が考えられます。防止スプレーをきちんとかけておかないと、カビを取り除いても何度もカビが発生してしまう可能性も考えられるのです。

大切な革靴をダメにしないために、きちんとしたカビ防止スプレーを選びましょう。カビ防止スプレーを選ぶ際には、以下のポイントを必ずチェックすることが大切です。

 

1)皮革専用であること:皮革製品は、「カビも生えやすいが過度に乾燥するのもNG」「スプレーによって呼吸ができなくなるとNG」といった特徴を持っています。そのため布製品や木製品には使えるカビ用スプレーでも、革製品には使えないといった製品が珍しくありません。革靴のカビ対策には、必ず「皮革専用」のカビ防止スプレーを選びましょう。

 

2)「カビ菌を除去・防止する」と明記されていること:「除菌スプレー」と書いてあるだけではNG。「除菌」だけですと、例えば靴の中の嫌なニオイを発生させる菌の増殖を抑えるだけ…といったものもたくさんあります。除去・防止作用に「カビ菌」とハッキリ書いてあるか確認しましょう。

 

3)塩素が入っていないこと:皮革専用の製品であればほぼ大丈夫と思いますが、海外製品等だと稀に塩素系の成分が紛れていることもあるようです。十分に注意して確認しておきましょう。

 

「皮革用のカビ防止スプレーにも色々あって迷う…」という場合には、おすすめ製品として靴クリームの老舗メーカーである『モウブレイ』のモールドクリーナーを挙げておきます。

天然成分であるヨード(有機ヨード成分)を使用したカビ防止剤で、しっかりと除菌をしながら安心して使える点が魅力。

高級シューズメンテナンス店等でも使われるクオリティの高い製品です。やや値段が高いですが、納得のいくクオリティと言えるでしょう。

 


[エムモゥブレイプレステージ] M.MOWBRAY Prestigio カビ落とし・予防ミスト モールドクリーナー 2060 (マルチカラー)

 

革靴・革製品のカビ取り方法

では実際にどのように革靴のカビ取りをするのか、用意するものや手順を見てみましょう。ここでは、上でおすすめした『モウブレイ』のモールドクリーナーを例として使ってみます。

 

【用意するもの】
・皮革用カビ防止スプレー (モウブレイ モールドクリーナー)
・ボロ布(捨てても良いもの)数枚
・綿棒
・マスク
・ビニール袋
・新聞紙
・通常の靴メンテナンス製品一式(靴用クリーム、靴ブラシ、防水スプレー等)

 

【カビ取りの手順】
1)作業前に必ずマスクをしておきます。作業は屋外または風通しの良い場所で行います。
2)ボロ布で革靴の表面を拭くようにしながら、表面のカビを落としていきます。何回か拭いて汚れたら、どんどん新しい布に取り替えます。使った布はビニール袋にすぐに入れて、最後に捨てます。
3)ベルト周辺、飾りの部分などの細かな部分は綿棒で拭き取るようにしてカビを取ります。この際も、綿棒はどんどん取り替えましょう。
4)カビ防止用のスプレーを靴全体にしっかりスプレーします。
5)新聞紙を丸めてシューキーパー代わりに靴の中に入れ、靴の形を整えます。
6)ベランダ・庭等の直射日光の当たらない風通しの良い場所で「陰干し」をします。陰干しは1週間以上行います。(途中で雨が降ったり湿度が高い場合には室内に取り込みます)
7)十分に乾燥させたことを確認したら、靴用クリーム・ブラシで通常のお手入れを行って仕上げます。「雨の日にも革靴を履く」という方は、今後のカビ防止のために防水スプレーもかけて仕上げましょう。

 

3.家では取れない革靴のカビもある?

革靴に生えたカビは、一般的には上記の方法でほとんど目立たなくすることができます。しかしカビの生え方や種類によっては、自宅でのケアでは革靴のカビが取り切れない場合も。以下のような場合には、早めに専門店に相談をしたほうが良いでしょう。

●スエード・ヌバックのカビは取り切れない

スエードやヌバック等の起毛製品の場合、毛の奥深くにカビ菌が入り込んでしまっています。一般的なブラッシングなどだけではカビ菌を取り除くことができないため、早いペースでカビ被害が再発してしまうでしょう。

靴メンテナンス・皮革クリーニング専門店等で、早めにカビ取りクリーニングをしてもらうことをおすすめします。

●皮革の色が変わっている

薄い色の革の色が黒・青等になっている、カビが赤やオレンジ等のシミのように見える…このような「カビによるシミ」は、長年のカビの生息で皮革の一部が変色してしまっている可能性があります。革靴の皮革が変色を起こしている場合には、自宅での「カビ取り」だけでは靴を元の状態に戻せません。

靴メンテナンス・皮革クリーニング専門店等でカビ取りクリーニングをしてもらうのに加え、染色補正等で変色部分をカバーしてもらうことを相談してみましょう。

 

おわりに

革靴のカビ取り方法についての3つのポイントはいかがでしたか?玄関の靴箱の中にカビが生えた靴を見つけたら、玄関にある全ての靴がカビ菌に汚染されている恐れがあります。

まだカビが生えていない靴にもしっかりカビ防止スプレーをかけ、予防をすることも大切です。また靴箱・下駄箱は定期的に換気して、湿気をこもらせないようにしましょう。靴の保管の仕方を見直すことも、革靴のカビ防止対策の1つになりますよ。

 

【全国対応】靴専門のクリーニング店 👀

宅配靴クリーニング

宅配靴クリーニング

 ブランド靴にも対応の【靴リネット】サイトを見つけましたので、ご紹介します。
【くつリネット】 https://www.kutsulenet.jp/

 

靴リネットのカビ取りビフォア

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革靴カビ取りビフォア

 

靴リネットの特徴

・キャンバス、メッシュ、スエード、革、スニーカー、各種ブランド靴にも対応
・熟練職人と科学的(靴を傷めない)にも信頼できる洗剤の使用
・天然水よりもきれいな水で丸洗い
・職人手作業による補色(色補正)工程
・クリーニングの他、保管サービスも有

注文の流れ

①インターネトから簡単予約
②ネットで注文をするとクロネコヤマトが引き取り
③クリーニング・補色・仕上げ
④受け取る

公式サイト

 

クリーニング屋要らず?ユリ等の花粉のシミ抜きをする3つの方法

ユリ花粉

ユリ花粉

「ユリの花粉のシミ、普通のシミ抜き剤では全然取れない!」「ワイシャツに付いた花粉が染み抜きしても取れなくて、泣く泣く捨てた…」こんな経験がある人、多いのではないでしょうか?花粉類のシミはとてもガンコで、通常の洗濯方法で落ちないのはもちろんのこと、強い洗剤や漂白剤等でもなかなか落とすことができません。

でもちょっとしたコツを知っているだけで、ガンコな花粉の染み抜きが意外とラクにできちゃうこともあるんですよ。

今回はゆり等の花粉の染み抜き方法を、4つのパターンに分けてご紹介していきます。

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出先で花粉が付いた時の応急処置は?

パーティーで飾られているフラワーアレンジメントや公園の野花によって、知らないうちにワイシャツ等の衣類に花粉が付いてしまっていた…こんなアクシデントって意外とありますよね。

外出先で花粉が付いてしまった時には、以下のような応急処置で対処をしましょう。

乾いたティッシュでつまむ

花粉のシミが付いた時に最も大切なのは、とにかく「濡らさない」ということです!花粉は、水分を含むことで色素が繊維にしっかりと定着してしまいます。

特にユリ等の花粉類は、天然の染色剤に使われるくらい色素が強いんです。そのため、おしぼりやウェットティッシュ等を使うのは絶対にNGなんですね。

また「手で払う」というのも、避けた方が無難です。花粉の多くは虫の足に付きやすいように粘着度が高く、ベタベタとしています。手で大雑把に払うとますます花粉のシミ範囲を広げてしまう可能性が大!

ただ花粉がたっぷりと付いてしまった場合には、表面の花粉だけでも取っておきたいですよね。この場合には、乾いていることが確実なティッシュペーパーで作業を行います。

【用意するもの】
ティッシュペーパー(無い場合にはトイレットペーパー等でも可)

【作業手順】
1)衣類の表側から作業をする場合は、ティッシュを使って表面の花粉を摘み取ります。ティッシュを押し付けず、優しく払うように取ることが大切です。
2)トイレ等で衣類を外すことができる場合には、裏側から衣類を軽く弾くように叩いて、繊維の奥に詰まった花粉をできるだけ落とします。

※花粉が落ちない場合には、それ以上無理に花粉を払わずに帰宅してから染み抜きを行います。
※強くシミ部分をこする。抑えるのはNGです。シミが固定されて落ちなくなります。

 

テープで花粉を取る

オフィス等で文房具類が使える!という場合には、花粉のシミ取りに「テープ」を使ってみましょう。

【用意するもの】
・ガムテープ(無い場合にはセロファンテープ、マスキングテープでも可)

【作業手順】
1)テープを適当な長さに切って、輪の状態を作ります。
2)キレイな部分をシミに当てて、テープの粘着力で花粉を剥がします。
3)常にテープのキレイな部分がシミに当たるように、テープを動かしていきます。
4)どんどん新しいテープの輪を作って、できるだけ花粉を取り去ります。

※一度使ったテープを繰り返し衣類にあてないでください。シミが拡大してしまいます。

 

 

ユリ花粉の染み抜きで「掃除機」が大活躍!

特に粘着力が強いユリ等の花粉は、上記のようなティッシュ・テープでは落としきれないことがあります。こんな時に活躍してくれるのが「掃除機」!掃除機のパワーで花粉を繊維から剥がし、吸い込んでしまいましょう。

【用意するもの】
・掃除機(細いノズルの状態にします)
・輪ゴム
・ガーゼもしくは古い布

【作業手順】
1)掃除機の細いノズル部分にガーゼをかけて被せます。
2)輪ゴムで先端をくくって、ガーゼを固定します。
3)衣類を広げておきます。
4)掃除機を「弱」設定にして、ノズルをシミ部分にあてます。
5)数秒間吸い込んで様子を見て、花粉が取り切れない場合には掃除機の強さを調整します。

※着物やドレス等のデリケートな製品の場合、掃除機の吸い込みで衣類にシワができる可能性があります。他の衣類等で吸い込みの力のテストをしておいた方が安心です。
※シルク・シフォン・刺繍部分・レース部分等のデリケート製品の場合、「強」設定で生地が破れる・痛む恐れがあります。「弱」設定で花粉が取れない時にはそれ以上の強度に調整をせず、専門店に依頼をすることをおすすめします。

 

それでも落ちない花粉にはエタノールorベンジンを

掃除機で吸い込んでも、黄色っぽい花粉のシミが残ってしまった…この場合には、エタノールベンジンでシミを溶かしていきます。

【用意するもの】
・無水エタノールもしくはベンジン(クリーニング作業用のもの)
・タオル
・ガーゼもしくは古い布

【作業手順】
1)衣類を広げて、シミ部分の裏にタオルをあてておきます。
2)布にエタノールを染み込ませます。
3)染み込ませた布でシミ部分を軽く叩き、汚れを布へと移しとっていきます。強く擦らないように気をつけましょう。

※エタノール・ベンジンを使用すると、素材・染色によっては色落ち・色ハゲが起こることがあります。必ず目立たない場所でテストを行いましょう。
※エタノール・ベンジンは揮発性です。作業時には必ず窓を開けて換気してください。また作業中の火器類の使用は厳禁です。
※エタノールやベンジンを染み込ませた衣類が乾かないうちに、掃除機等にかけるのは厳禁です。機械類呼称の原因となります。

 

 

おわりに

繰り返しになりますが、花粉類のシミが付いた時に大切なのはとにかく「濡らさない」「水洗いをしない」ということです。一度水洗いをしてしまったシミの場合、クリーニング専門店でもなかなか取れない…という可能性も出てきます。

掃除機で花粉のシミが落ちきらない、ベンジン等を取り扱うのはちょっと不安…そんな場合には、無理にご自宅で作業をせず、早めにクリーニング専門店に依頼をしましょう。

この時、「花粉のシミである」ということ、おわかりになる範囲で花の種類等を良い添えておくと、より適切な対処をしてもらえますよ。

 

 

瞬間接着剤が服に付いた時の取り方・落とし方は?知っておきたい2つの方法

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DIY等の作業や子供の工作にも欠かせない「瞬間接着剤」。プラスチックや木材等の素材を問わず、あっという間にピタッとくっつく強力な接着力が魅力です。でもその「強力さ」が仇となることも。瞬間接着剤が洋服に付くと、とても困ってしまいますよね。

普通のノリとは違って、瞬間接着剤は一般的な洗剤・石鹸等では溶かすことができません。白いガビガビとした瞬間接着剤のシミを見て、「あーあ」とため息…という人も多いのではないでしょうか。今回はこの落としにくい「瞬間接着剤」の汚れの取り方・落とし方について、2つの方法をご紹介していきます。

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マニキュアの「除光液」で瞬間接着剤が落とせる?

 瞬間接着剤を落とすには、固まってしまった接着剤を一度溶かすことが大切。この溶剤となってくれるのが、マニキュア・ペディキュアを落とすための「除光液(ネイルリムーバー)」です。なぜ除光液が瞬間接着剤を落とすのに使えるのでしょうか?

一般的な除光液には「アセトン」という物質が含まれています。アセトンは木酢に含まれる液状の物質で、様々な油脂類を溶かす力があるのが特徴です。衣類の繊維と接着剤の成分の間にできてしまった結合を、アセトンが断ち切ってくれるというわけですね。

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【用意するもの】

・除光液(アセトンを含むもの)
・ガーゼもしくは古い布(4~5枚)
・化粧用コットン
・洗濯用洗剤(中性のもの)
※皮膚が弱い方の場合、除光液に直接触れると手荒れを起こすことがあります。作業時には撥水性のある手袋をはめることをおすすめします。
※作業時には換気をしてください。
※衣類の素材・染料によっては、色落ち・色剥げ・変色を起こす可能性があります。必ず目立たない場所でテストを行い、異状が起きた場合には作業を中止しましょう。
※この作業では水洗いが必須となります。水洗いできない衣類にはこの方法は使えません。

 

【シミ抜きの手順】
1)シミがある部分の裏側に布をあてておきます。
2)シミがある部分の表側にも布をあてます。
3)コットンに除光液を染み込ませます。
4)あてた布の上からコットンで衣類を軽く叩きます。強く擦ったり叩くのは止めましょう。
5)除光液が溶け出すと、表・裏にあてた布に汚れが移っていきます。布のあたる部分を動かすか布を取り替えて、常にキレイな布がシミ部分に当たるようにします。
6)接着剤が溶けて汚れが取れたら、ぬるま湯でシミ部分をよくすすぎます。
7)すぐに全体を洗濯用洗剤で手洗いもしくは洗濯機洗いをして、除光液の成分を取り除きます。

 

ノンアセトンリムーバーはNG!

最近のネイルリムーバー(除光液)では、爪を傷めないように「ノンアセトン」の除光液も増えています。アセトンを含まない除光液では、瞬間接着剤を溶かすことはできません。

 

これから買うなら「アセトン原液」

「家に除光液が無い」「ノンアセトンリムーバーしかない」という場合には、ホームセンターで「アセトン原液」を買うことをおすすめします。アセトン原液は除光液よりもアセトンの含有量が多く、接着剤を溶かし出す力が強いです。

 

「アイロン」で瞬間接着剤が落とせる?

美容コットンなどは普段使わないし、除光液も家に無い…特に男性の場合には、上記でご紹介した「除光液で瞬間接着剤を落とす方法」がちょっとハードルが高く感じるという人が多いかもしれません。その場合には、「アイロン」をシミ抜きに使ってみるのも手です。

瞬間接着剤の結合は、冷えることでより強力になる傾向を持っています。反対に熱を与えると接着剤と衣類の結合力が弱まり、汚れを剥がしやすくなるのです。アイロンで衣類を温めて接着剤を溶かし、汚れを取ろう!というわけですね。

 

【用意するもの】

・アイロン
・アイロン台
・古い布、もしくはガーゼ(4~5枚)
※アイロンがかけられない衣類には、この方法は使えません。洗濯表示を必ずご確認ください。
※アイロンは低温設定で使用しますが、長時間の使用によって中温~高温ほどに衣類があたたまる可能性があります。高温でのアイロンがけに耐えられない衣類には使用を控えることをおすすめします。
※刺繍部分・レース部分等のデリケートな部分にはこの方法は使えません。
※ニット類等の凹凸の激しい衣類の場合、汚れが取り切れないことがあります。

 

【シミ抜きの手順】

1)シミがある部分の裏側に布をあてておきます。
2)シミ部分の上にも布をあてて、上から低温設定にしたアイロンをかけます。
3)布を外して、瞬間接着剤がくっついているかをチェックします。布の位置をずらしたり、新しい布にかえて、常にキレイな布がシミ部分に当たるようにします。
4)低温で接着剤が取れきれない場合には、衣類の設定に合わせたところまで温度を調整してみましょう。2)~3)を繰り返しながら、汚れを布へと移していきます。

 

予防法はある?

接着剤の使用前にハンドクリームを塗っておくとくっつかなくなる!!

 

 

 専用の接着剤落とし剤

LOCTITE(ロックタイト) 強力接着剤落とし 30ml DSO-301

 

おわりに

衣類との結合力が非常に強い「瞬間接着剤」を落とすには、除光液等の溶剤やアイロンの高温といった強い刺激を与える必要があります。ウールシルク(正絹)・カシミヤ等のデリケート素材の場合には、これらの刺激に耐えられず衣類が傷む可能性が高いです。接着剤が付いてしまった衣類がデリケート素材・高級衣類という場合には、無理に自宅で作業をせず、早めにクリーニング専門店に依頼をした方が安心です。