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簡単 染み抜き 方法

食べ物、飲み物、調味料、化粧品からインクなど染み抜きの方法を自分で、自宅で出来る方法をご紹介!

おばあちゃんの知恵袋が大活躍!墨汁の染み抜き方法

習字

 

年末の年賀状の用意やお正月の書き初め、学校でのお習字の練習…こんな時に発生してしまうのが、洋服にハネた「墨汁の染み」です。「墨汁の染みは落ちないもの」と諦めていませんか?実は家にある意外なものが、墨汁染み落としに役立ってくれるんですよ。

今回ご紹介する方法は、筆を頻繁に使っていた昔の日本ではよく使われていたテクニック。「おばあちゃんの知恵袋」的方法ですが、実はとても理にかなった方法なんです。

 

墨汁の染みには「お米粒」!

 墨汁に含まれているのはカーボン(炭素)や黒の顔料。いずれも油でコーティングされており、水には溶けない「不溶性」です。そのため水洗いではシミが落ちないばかりか「シミ(色素)が広がる」という問題があります。

これをカバーしてくれるのが、炊いたお米。お米のセルロース成分(モチモチとした粘り)が、色素の汚れを吸着してくれるんです。

 

【用意するもの】

・炊いたお米粒(一口程度・レンジで温めたものでもOK)
・台所用中性洗剤
・歯磨き粉(色のついていないもの)
・歯ブラシ
・小皿
・タオル
・キッチンペーパー(ティッシュでも代用可)

 

【手順】

1)お米粒を何粒か小皿に乗せて、中性洗剤を垂らします。
水を少量入れてしっかりと練り、ペースト状にしてください。

2)シミの裏側にタオルをあてます。

3)お米粒ペーストを歯ブラシに取り、シミの表側に着けていきます。
ペーストに墨汁の色素をくっつけたいので、繊維の奥に入った汚れをかき出すように軽く叩いていきます。

4)濡らしたキッチンペーパーでペーストを拭います。
色素が残っている場合には、再度ペーストを塗りつけて叩くことを繰り返します。

5)色素が取れてきたら、シミの箇所に今度は歯磨き粉を適量乗せて、歯ブラシで軽く叩きます。歯磨き粉に含まれる研磨剤が残った色素とペーストを掻き出してくれるのです。

6)再度濡らしたキッチンペーパーで歯磨き粉を取り、色素残りをチェックします。
シミがキレイに取れたら、洗濯用洗剤でしっかりもみ洗いし、通常洗濯で仕上げましょう。

 

 「お米がない!」という時には「文房具ノリ」が活躍!

「温かいごはんがすぐに用意できない」という時に役立ってくれるのが、学校や会社で使うことの多い「文房具のノリ」。液状ノリに含まれる粘着成分にはお米粒と同様に色素を吸着する力があるので、染みを広げずに染み抜きができます。

 

【用意するもの】

・液体ノリ/でんぷんノリ
・台所用中性洗剤
・タオル
・歯磨き粉
・歯ブラシ

 

【手順】

1)シミの裏側にタオルをあてます。

2)表側から液体ノリをシミが隠れる範囲で垂らし、その上から中性洗剤を少量垂らします。

3)シミの箇所を軽く揉むように洗っていきます。

4)軽く水洗いをして色素をチェックし、残っている場合には再度2)~3)を繰り返します。

5)シミが目立たなくなったらシミ箇所に歯磨き粉をつけ、歯ブラシで軽く叩きます。

6)シミ箇所を洗濯用洗剤でもみ洗いしてから、通常洗濯で仕上げます。

 

なお、染み抜きに利用できるのは液体のり(液状のり)もしくはでんぷんノリです。スティックのりは繊維に入り込まないため染み抜きには利用できません。また強力接着剤は水洗い等で落ちにくいため、利用しない方が無難です。

 

【専用染み抜き剤】

おばあちゃんんお知恵「すみおとし」ジェルタイプは、水性・油性をとわず頑固な汚れを落とします。特に今まで困難とされてきた顔料形の汚れに効果を発揮。天然繊維の使用により、洗濯中に汚れが他の部分に付着したり広がったりすることはありません。また、天然素材を使用しているので、安心してお使いいただけ、河川や海を汚すことがありません。

おわりに

お米粒やノリでの染み抜きは衣類への揉み込み・叩き込みが必要となるため、デリケートな素材には向かない場合があります。また墨汁の染みが完全に乾い状態の場合、お米やノリ等の吸着力では剥がしきれないこともありますので、染み対処は早めに行うことが大切です。


デリケートな衣類や古い墨汁染みを発見した場合には、クリーニング専門店に「墨汁染み」であることを添えて相談してみましょう。