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簡単 染み抜き 方法

食べ物、飲み物、調味料、化粧品からインクなど染み抜きの方法を自分で、自宅で出来る方法をご紹介!

シミにも大活躍!重曹での染み抜き方法や注意点

洗剤・薬品

 

重曹(重炭酸ソーダ)とは、ソルベー法や「イオン交換膜法」によって精製された炭酸水素ナトリウムのこと。
天ぷらやケーキ等の食品に使われたり、日常の掃除に使用する人もいますね。
でも実は「染み抜き」にも活躍しれてくれる存在なんです。
ここでは重曹を使った染み抜き方法や、重曹使用時の注意点、メリット・デメリットについて解説していきます。

 

重曹に向いているシミって?

やや強いアルカリ性である重曹は、酸性シミの汚れ落としや匂い消しに役立ってくれます。また皮脂汚れ・タンパク質汚れを乳化分解させる力もあり、黒ずみ対策・血液シミ対策にも有効です。

 

・果汁・ジュース等の酸性シミ
ワインお醤油等の水溶性のシミ
血液汚れの下洗い
ワイシャツ等白い衣類の黒ずみ・黄ばみ

 

 重曹の使い方

【1】ペーストとして使う
重曹パウダーを直接シミ部分に適量ふりかけ、水をごく少なめに含ませながら軽く揉みます。お湯か水で洗いながしたら、中性洗剤で仕上げ洗いをしましょう。

【2】洗剤や漂白剤に混ぜる
洗濯洗剤・漂白剤を使った漬け置き時に、重曹を小さじ1~大さじ1程度を混ぜます。

【3】シミ抜き対策「魔法水」を作る
スプレーボトルに中性洗剤少量・酸素系漂白剤小さじ3程度を入れておき、ここに重曹小さじ1を加えます。シミ部分にミックスした液体をスプレーして軽く歯ブラシで叩くだけで、水溶性シミ(シミ発生から時間の短いもの)の多くを落とすことができます。

 

 重曹の注意点

●作業時は手袋をする
アルカリ性である重曹は手の皮脂を落とすので、手荒れ・乾燥の原因となります。
特に手荒れをしやす人の場合には、ゴム手袋をはめて作業をした方が安心です。

●グレードを確認する
重曹には純度が高い順に「薬用グレード」「食用グレード」と「工業用グレード」の3つのグレードがあります。掃除・染み抜きには工業用グレードでもOKですが、純度が高い食用グレードの方がダマにはなりにくくキメが細かいので、取扱いがしやすいです。

また小さなお子さんがいる、ペットがいる等で洗剤の安全性が気になる方の場合には、食用グレードを選んだ方が良いでしょう。

●手に残った場合には中和させる
重曹が手や肌についても、水で洗い落とせば殆ど流し落とすことができます。しかしどうしても落とせない場合やヌルっとした感じが残る場合には、酢(もしくはクエン酸)をかけて中和をさせ、それからもう一度洗い流しましょう。

 

重曹のメリット

●食用グレードなら口に入っても安心
食用グレードの重曹は、ケーキや天ぷら等のふくらし粉としても使われる食品添加物です。そのため万一口に入っても安全であり、小さな赤ちゃんやお子さんのいるご家庭でも安心して使用することができます。

●汎用性が高い
重曹は食用の他、家庭内では食器洗い、台所汚れ対策、お風呂の入浴剤等にも使用することができます。様々なホームクリーニングに使用できる上に現在では価格も手軽になっており、染み抜きのコストを抑えたい人にも向いています。

 

重曹のデメリット

●水洗い不可製品には使えない
重曹での染み抜きでは水洗いでの仕上げ濯ぎが必須です。
洗濯表示で「水洗い不可」となっている衣類には使用ができません。

●色落ち・色剥げ・変色の可能性がある
重曹は粒子が細かいため研磨効果が高く、白く丈夫な衣類の汚れを落とすのには向いています。しかし濃色系の衣類の場合には、重曹ペーストによる研磨が色剥げ等の生地の傷みを促進させてしまう場合があります。

また天然染め等の製品の場合、変色を起こす可能性もゼロではありません。
使用前には必ず目立たない場所で変色・色落ちのテストを行ってください。

 

おわりに

 安全性が高く、手軽に染み抜きに使用できるのが嬉しい「重曹」。
でも「自然派で安全だから」といって、必ずしも「衣類にも優しい」とは限りません。特に「手洗い不可」とされているデリケートな衣類については、重曹での染み抜きは避けた方が良いでしょう。


また「水洗いOK」となっている場合でも、独特の風合いや色合い等を大切にしたい場合には洗濯のプロであるクリーニング店に依頼をした方が安心です。