簡単 染み抜き 方法

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革靴にシミができたら?水シミや油シミの染み抜き方法

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ビジネスシーンやフォーマルな場のファッションには欠かせない革靴。ピカピカでキレイな足元は、コーディネート全体の印象もアップさせてくれますね。でも革靴は、意外とシミができてしまいやすいのが大変なところ。

「雨に濡れたら革靴にシミができた」「レストランで料理をこぼしたらシミになってしまった」こんなケースでお困りの方も多いのではないでしょうか?今回は革靴の水シミ・油シミのシミ抜き方法についてご紹介していきます。

 

 

革靴の雨シミ・水シミをシミ抜きするには?

特にベージュやブラウン系の革靴の場合、水に濡れた時の水シミ・雨シミが目立ちやすいですよね。雨シミは「濡れた箇所・濡れていない箇所」のムラがあることによって起こります。

革靴の表面は靴クリーム等の油分で保護をされているのですが、塗りムラやメンテ不足によるクリームのハゲ等があると、部分的には水を吸い込む箇所ができてしまうんです。

すると水を含んで乾燥をした箇所だけが硬く変質して、色味等に違いが生まれてしまう…というわけですね。

水分を含んだことによる色味の変化(水シミ)は、全体的に水分を与えてあげることによって目立たなくなります。

雨シミができた場合の応急処置

「水分を与える」といっても、水にしっかりと浸けるだけだと革の内部までもが硬化してしまう恐れがあります。そのため「雨シミができた!」と気づいたら、表面部分に水分を与える方法で、水シミを目立たなくさせます。

【用意するもの】

・布(古いタオル、古いTシャツ等でOK)
・新聞紙
・靴用クリーム

 

【シミ抜きの手順】
1)紐がある靴は靴紐を外しておきます。


2)布を水に浸して絞ります。


3)水シミになっている部分を中心に、靴全体を包みます。


4)30分~1時間程度放置します。


5)シミの様子を確認し、シミが残っている場合にはもう少し時間を起きます。


6)シミが目立たなくなったら、靴の中に新聞紙を詰めて形を整え、陰干しします。


7)靴が乾いたらすぐに靴用クリームで油分を補います。

※水性染料等で染められている製品には、上記方法は使えません。
※スエード・ヌバック・エナメル・オイルレザー等の特殊製品には上記方法を使用しないでください。

 

 

革靴の雨シミをしっかり取るには丸洗い

上記の方法でも雨シミや水分系のシミが取れない場合には、靴全体を丸洗いする必要があります。ただ天然皮革製品を通常の洗剤で洗うと硬化・変質・変形しやすいため、靴専用の石鹸・洗浄剤である「サドルソープ」を使用します。(合成皮革の場合には、靴用石鹸を髪用のヘアシャンプー等で代用してもOKです)

【用意するもの】

・モウブレイ サドルソープ
・ステインリムーバー等の皮革用リムーバー
・布(古いTシャツ等でOK)
・スポンジ
・デリケートクリーム、靴用クリーム
・タオル
・新聞紙

 

【シミ抜きの手順】
1)紐がある靴は靴紐を外しておきます。


2)皮革用のリムーバーを布につけて、以前に塗ったクリーム等の油分を拭き取ります。


3)靴全体を水で濡らします。


4)サドルソープをスポンジで泡立て、泡を使って靴全体を洗います。


5)汚れを布で拭き取ります。


6)中に新聞紙を入れて形を整え、陰干しをします。新聞紙はこまめに取り替えます。


7)デリケートクリーム、靴用のクリームを使って比較に栄養を与えます。

※スエード・ヌバック・エナメル等の製品の場合、靴用石鹸でも光沢等が失われるため使用をおすすめしません。
※水性染料による染色の場合には色落ちが起こるため、サドルソープや水洗いはできません。必ず目立たない場所で色落ち・変色が起きないか確認しましょう。
※乾燥が十分で無いと、カビ・変色のもとになります。陰干しはしっかり行いましょう。

 

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革靴の油シミのシミ抜きをするには?

マヨネーズステーキソースといった料理関係のシミが革靴に付いてしまったら…これを放置してはいけません。油分を多く含むシミは「油シミ」になりやすく、時間を置けば置くほど取れにくくなります。早急にシミ抜きを行いましょう。

ベビーパウダーで油を吸い取る

革靴の油シミのシミ抜きに大切なのが、シミ汚れの「油分」を吸い取ること。革靴にはあまり強い洗剤が使えないので、洗う前に油分をしっかり取っておかないと油が残ってしまうんです。油分を吸い取るのにもっとも適しているのが「ベビーパウダー(タルカムパウダー)」と言われています。ベビーパウダーが無い場合、小麦粉で代用してもOKです。

【用意するもの】

・ベビーパウダー(タルカムパウダー)もしくは小麦粉
・靴用ブラシ(無い場合はマイクロファイバー製の靴用クロス)
・新聞紙

 

【シミ抜きの手順】
1)紐がある靴は靴紐を外しておきます。


2)新聞紙を敷いて靴を置きます。


3)ベビーパウダーをシミがある箇所を中心にたっぷりとかけます。


4)一晩以上放置します。小麦粉の場合には一日以上放置します。


5)靴ブラシもしくはマイクロファイバークロスで、ごく優しくパウダーを取り除きます。


6)油シミの残りが見られる場合、3)~5)を再度行います。

汚れが残る場合には丸洗いもプラス

上記の方法でも油汚れが取り切れない場合、また色素の強いシミで色味が残っている場合には、更に丸洗いを行います。丸洗いの方法は「革靴の雨シミをしっかり取るには丸洗い」と同様でOKです。シミ部分のみを洗うと水シミの原因となるので、シミ部分を中心に、全体をしっかりと洗いましょう。

 

おわりに

上記でご紹介した革靴のシミ抜き方法は、牛革・スムースレザーを想定したものです。以下のような製品の場合にはご家庭での水洗いで質感が損なわれる恐れがあります。

  • ヌバック
  • スエード
  • クロコダイル
  • シープレザー
  • エナメル
  • オイルレザー
  • コードバン 等

靴の素材が上記にあたる場合や、高級皮革で質感の劣化が不安な場合には、靴クリーニングに対応したクリーニング専門店に依頼をした方が安心です。

特にシープレザー、クロコダイルレザー等の場合には水性染料である可能性が高いため、靴を濡らすと全体が色落ちしてしまう恐れがあります。

素材が不明な場合や染料方法がわからない場合等にも、靴クリーニング専門店に相談をした方が良いでしょう。