簡単 染み抜き クリーニング方法

食べ物、飲み物、調味料、化粧品からインクなど染み抜きやクリーニングお手入れなどの方法を、自分で!自宅で!出来る方法を分かりやすくご紹介しています!

マヨラー必見!マヨネーズのシミ抜きはどうやる?自分でできる3つの方法を解説

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今や日本人の食卓には欠かせない「マヨネーズ」。サラダ等だけでなく、サンドイッチや様々なおかずの調味料としても使われていますよね。大人も子供も大好きなマヨネーズですが、衣類の「シミ」になるとなかなか困った存在です。

油の使用量が多く、更に固まりやすい「卵」が入っているマヨネーズは、普通に洗うだけだと汚れが残ってしまうことも。早めにキチンとシミ抜きをしておきましょう。

今回は家にあるものでできるマヨネーズの染み抜き方法をご紹介していきます。

1.台所食器用洗剤でマヨネーズのシミ抜き!

「マヨネーズをこぼした」と気づいて「今なら即洗える!」という時には、全体洗いの前に「下洗い」的なシミ抜きをしましょう。

しっかり下洗いで油分を落としておけば、早い段階でシミを落とせます。

こんな時に便利なのが、キッチンにある食器用中性洗剤。油汚れを分解する力が強く、油分の多いマヨネーズシミをキレイに落としてくれるんです。

用意するもの

・食器用洗剤(液体型・中性のもの)
・タオル
・歯ブラシもしくは綿棒
・ティッシュペーパー
・洗面器等の容器
・洗濯用洗剤

シミ抜きの手順

  1. マヨネーズの固形部分が残っている場合には、ティッシュペーパー等で優しく取り除きます。
  2. シミがある部分の裏側にタオルをあてておきます。
  3. 洗剤が濃縮タイプの場合には小皿に取り、水で適宜薄めておきます。
  4. 洗剤(もしくは薄めた溶液)を歯ブラシに取り、シミ部分を軽く叩いていきます。強くこすらないようにしましょう。
  5. 生地が厚手で丈夫な場合には、つまみ洗いをしてもOKです。
  6. 汚れが浮いたら、「水」でシミ部分をキレイにすすぎます。
  7. 全体を洗濯機洗いか手洗いして仕上げます。この時にもお湯ではなく「水」を使いましょう。

※マヨネーズの卵黄・卵白成分は熱を加えると固まり、取れにくくなります。洗濯時にはお湯を使わず、水で洗浄してください。
※シルク等の水洗いができない製品には、この方法は使えません。洗濯表示を必ず確認しましょう。
※シミ抜き前に洗剤を目立たない場所に付け、変色・色落ちがおきないかテストをしましょう。

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2.クレンジングオイルでマヨネーズのシミ抜き!

マヨネーズをこぼしてから時間が経過してしまった、シミが乾いてしまっている…この場合、油分と卵の成分が固まって繊維にこびりつき、洗剤だけではなかなか落とせないことがあります。

こんな時には、より洗浄力の強いオイル成分で一度油分を溶解させて、それから洗剤を使用するのが効果的です。

活躍するのはメイク落としに使うクレンジングオイル。オイル成分に界面活性剤が含まれており、油脂系の汚れを落としやすいという特徴を持っています。

用意するもの

・クレンジングオイル(ピュアオイルではなく界面活性剤配合のもの)
・タオル
・歯ブラシもしくは綿棒
・洗濯用洗剤(液体タイプ)

シミ抜きの手順

  1. シミがある部分の裏側にタオルをあてておきます。
  2. 歯ブラシもしくは綿棒にクレンジングオイルを染み込ませます。
  3. シミ部分にオイルを塗布し、歯ブラシで軽く叩くようにしながら汚れを浮き上がらせます。
  4. 汚れが浮いたら、水を少量加えて再度シミ部分を叩き、オイルを乳化させます。
  5. 水を使ってシミ部分をキレイにすすぎます。
  6. 液体タイプの洗濯用洗剤をシミ部分につけて、歯ブラシで再度軽く叩くかつまみ洗いをします。
  7. 水を使って再度すすぎを行います。この時に油ジミが残っていないかよく確認し、汚れが残っている場合には6)~7)を繰り返します。
  8. 洗濯機洗いもしくは手洗いで全体を洗って仕上げます。

※クレンジングオイル使用後には、必ず洗濯用洗剤で仕上げ洗いを丁寧に行いましょう。オイルの成分が残ると油染みが拡大します。
※卵の成分の凝固を防ぐため、洗濯やすすぎでは必ず水を使用します。
※水洗いができない製品にはこの方法は使用できません。
※デリケート素材やレース素材、特殊な織物、天然染め等の製品の場合、品質劣化・変色・生地の傷み等が生じる恐れがあるため使用できません。

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3.すぐに洗えない時には「小麦粉」でマヨネーズのシミ抜き!

カーペットやラグ、キッチンマット等の大型製品の場合、シミができても「今すぐ洗濯するのはちょっと…」ということがありますよね。かと言ってティッシュで拭き取るだけだと、後でなかなかシミが落としづらくなってしまうことも。

こんな時には「小麦粉」ですばやく応急処置をするのがおすすめです。

小麦粉は油分を吸着する力が強く、油染みの原因となる油分をしっかり吸い取ってくれます。

用意するもの

・小麦粉(薄力粉でOK)
・掃除機
・ティッシュペーパー
・タオル

シミ抜きの手順

  1. 固形物が残っている場合、ティッシュペーパー等で優しく取り除きます。繊維の中に汚れを押し込まないように注意しましょう。
  2. シミ部分の上に小麦粉をふりかけます。多めにふりかけてOKです。
  3. 油がしみ込むまでしばらく放置します。
  4. 掃除機を小麦粉をふりかけた部分にかけ、小麦粉を全部吸い取ります。
  5. 水にひたして絞ったタオルで、シミ部分を軽く叩きます。
  6. カーペット等が薄い場合、またマヨネーズをこぼした量が多い場合には、2)~5)を裏面からも行います。

※マヨネーズ以外に水分を多量に含んだシミを作った場合には、この方法は使えません。衣類・ラグ等が濡れた状態だと小麦粉が凝固してしまい、掃除機で取れにくくなってしまいます。
※小麦粉での油分の吸着は、シミがついた直後に有効です。時間が経って繊維に油がしみ込むと、小麦粉では油分を落とせなくなります。
※当日中にはシミ部分と全体の洗濯を行いましょう。

 

マヨネーズお勧め洗剤


ドクターベックマン シミとり 食用油・バター・マヨネーズ・血液用 ステインデビルズ3  50ml

・原産国 : ドイツ
・商品サイズ (幅X奥行X高さ) : 53×25×133

 

おわりに

マヨネーズは油の配合量が見た目より多く、自宅でしっかりとシミを落とすには洗浄力の強い洗剤や油剤等が必要になります。

そのため正絹(シルク)やキュプラ、カシミヤ、アンゴラ等の変質しやすい素材、天然染め等の製品の場合には、自宅での染み抜きがおすすめできません。

高級衣類や着物等、洗えない衣類にシミを作ってしまった場合には、早めにクリーニング専門店に相談をしましょう。

珈琲(コーヒー)・カフェラテのシミができたら?自宅でできる 染み抜き方法

コーヒータイム

お茶の時間の定番とも言える「珈琲(コーヒー)」。自宅ではもちろん、カフェで珈琲やカフェラテを楽しんだり、ランチやディナーの後に珈琲をいただくことも多いですよね。でも色素の強い珈琲は、衣類にハネさせるとなかなか取れないガンコなコーヒーシミになりがちです。

早めにきちんとシミ抜きをして、汚れを残さないようにしましょう。今回は珈琲のシミ、カフェラテやカフェオレのシミについて、その染み抜き方法をご紹介していきます。

珈琲(コーヒー)のシミを「食器用洗剤」で速攻染み抜き

ブラック珈琲や砂糖を入れただけの珈琲の場合には、油分の含有量が比較的少ない「水溶性のシミ」となります。水溶性のシミは、水を加えるだけで溶けるので早く対応すれば比較的取りやすいのが特徴。

そのため珈琲のシミが出先で付いた場合には、とにかく早く「水で色素を取り除く」という対処をしておくとシミが目立ちません。水分をしっかりとハンカチ等で吸い取ってから、濡らして絞ったタオルで叩き、汚れをタオルに移しておきます。

応急処置をして帰ってきたら、すぐにシミ抜きを行いましょう。珈琲のシミは「スピード勝負」なので、放置せずにできるだけ早くシミ抜きに取り掛かることが大切です。洗濯機で丸洗いをする前に、食器用中性洗剤で汚れをきちんと落としておきます。

用意するもの

・食器用洗剤(液体タイプ・中性のもの)
・タオル
・歯ブラシ・綿棒等(シミが小さい場合)
・洗濯用中性洗剤

※洗剤が濃縮タイプの場合、小皿等に取って水で薄めておきます。

シミ抜きの手順

1)シミがある部分の裏側にタオルをあてておきます。

2)シミに洗剤を直接垂らすか、歯ブラシ・綿棒等を使って洗剤を付けます。

3)丈夫な素材の場合には、つまむように優しくもんで洗います。毛羽立ち等が不安な場合には、歯ブラシで軽く叩くようにして汚れを浮き上がらせます。

4)汚れが取り切れない場合には、2)~3)を2、3回行います。

5)水で丁寧にすすぎを行います。

6)洗濯用中性洗剤で全体を手洗いもしくは洗濯機洗いして仕上げます。

※ミルクを入れたコーヒー、カフェラテ・カフェオレ等の場合、洗濯・すすぎではお湯を使わないでください。ミルクや牛乳に含まれたタンパク質が凝固し、汚れが取れにくくなります。
※水洗いできない製品には、上記の方法は使えません。洗濯表示をよく確認しましょう。
※素材・染色によっては色落ち等が起きる可能性があります。事前に目立たない場所でテストをすることをおすすめします。

 

カフェオレ・カフェラテのシミ抜きには酵素洗剤のペーストを

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カフェオレやカフェラテ、ミルクをたっぷりと入れたコーヒー等の場合、上記の方法だけではシミが取り切れなかったり、後から黄色っぽいシミになってしまうことがあります。

これはミルクに含まれる油性の乳脂肪分・タンパク質が分解しきれなかったり、熱によって固まってしまっている状態のため。一度固まってしまった動物性蛋白質はかなりガンコなシミとなってしまいます。

こんな時にはタンパク質を分解する力が強い「酵素入り」の洗濯洗剤と漂白剤を使うのがオススメ。更に使い方に工夫をすることで、酵素の分解力をもっと高めることができます。

用意するもの

・洗濯用洗剤(酵素入りのもの):液体・粉状どちらでもOKです。
・酸素系漂白剤:液体タイプのものを使用します。
・洗面器かバケツ
・食品用ラップ
・小皿等の容器

※漂白剤は必ず酸素系のものを使用します。塩素系漂白剤は生地全体を脱色してしまうので使用しないでください。

シミ抜きの手順

1)小皿等の容器に洗濯用洗剤と漂白剤を1:1程度の分量で入れてよく混ぜ、ペースト状にします。

2)シミ部分に1)で作ったペーストを塗ります。

3)洗面器等に40℃前後のお湯を貼り、シミ部分を漬け込みます。

4)上からラップをかけて30分程度放置します。

5)シミが取れたらシミ部分をよく水で濯ぎ、全体を洗濯機洗いもしくは手洗いします。

※漬け込みが難しい場合には、シミの裏側から熱めのお湯をかけておき、ペーストを塗った上からラップをかけて布の温度を上げます。
※酵素入り洗剤・酸素系漂白剤は、素材・染色によっては色落ちや変色を招くことがあります。各製品の注意書きを参照し、製品が使える素材かどうか確認しましょう。
※水洗いができない製品、40℃以上の高温で洗えない製品には上記の方法は使用できません。製品の縮みや品質劣化を招くことがあります。

 

備えあれば憂いなし「シミ抜きアイテム」

ドクターベックマン シミとり コーヒー・赤ワイン用


ドクターベックマン シミとり コーヒー・赤ワイン用 ステインデビルズ2 50g

・原産国 : ドイツ
・商品サイズ (幅X奥行X高さ) : 53×25×133

シミ抜き剤『スポッとる』

シミ抜き剤『スポッとる』 20mlサイズ

 ・用途:繊維製品に付着したシミの除去 内容量:20ml 製造:日本
・クリーニング店が15年をかけて開発
・酵素が手早くシミの成分に直接効くので衣類に優しい
・シミと生地の種類に最適なシミ抜き方法の説明書付

 

おわりに

丁寧に抽出・ドリップされたコーヒーの色素はかなり強いもの。その強さはハンカチやシャツ等を染める「コーヒー染め」の原料にも使われるほどであり、時間が経つごとに繊維への吸着力がどんどん強くなります。

シミができて何日も放置してしまったり、洗濯機洗いと乾燥を繰り返して色が残った…という場合には、ご紹介した方法でもシミが取り切れないことがあるかもしれません。 

  • 酵素洗剤ペーストでもシミが落ちなかった
  • 酵素洗剤や漂白剤が使えない素材だった
  • 水洗いができない素材だった
  • ウール・シルク等のデリケートな素材が使われている
  • 金属ボタン等が使われている

 上記のような場合、ホームクリーニングでのシミ抜きを続けると衣類が傷んだり縮んだりする可能性が考えられます。無理にご自宅で対処せず、早めにクリーニング専門店に相談をしましょう。

焼き肉のタレのシミが落ちない…効果的なシミ抜き方法は?

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大人も子供も大好きな焼き肉。でも焼き肉をした後に衣類にシミを見つけて「ああ…」と肩を落としている人も多いかもしれませんね。

焼肉タレ単体のシミは意外と落としやすいシミなのですが、小皿等に取って肉汁と混ざっていると「油分」を多く含むちょっとガンコなシミになってしまいます。

今回は焼き肉のタレのシミ抜き方法について、自宅でもできる方法をご紹介していきましょう。

1.焼き肉のタレを食器用洗剤でシミ抜き!

焼き肉タレのシミにまず最初に使いたいのが、いつも食器洗いに使っている「食器用洗剤」です。食器用の洗剤には食品の色素や油汚れを分解する界面活性剤が多く含まれており、果汁や醤油・肉汁等が混じり合っている焼き肉タレの汚れを比較的スムーズに分解してくれます。

用意するもの

・食器用洗剤(液体タイプ・中性のものがベスト)
・タオルかハンカチ
・洗面器等の容器
・綿棒、歯ブラシ(あれば)

※洗剤が濃縮タイプの場合、小皿等の別容器に数滴を出し、水で薄めてから使用することをおすすめします。

シミ抜きの手順

  1. シミがある部分の裏側に、タオルをあてておきます。
  2. シミが広範囲な場合には、洗剤溶液を直接付けます。小範囲の場合には、歯ブラシもしくは綿棒等に溶液を浸してから、シミ部分に溶液を付けていきます。
  3. Tシャツ等の丈夫な素材の場合には、軽くつまむように洗剤を泡立てます。生地の傷みが不安な場合には、歯ブラシで軽く叩くようにして、汚れを浮き上がらせます。
  4. 汚れが浮いたら、水でシミ部分をよくすすぎます。
  5. 色残りがある場合、2)~4)をもう一度繰り返します。
  6. シミが取れたら、全体を洗濯洗剤で手洗いもしくは洗濯機洗いで仕上げます。

※水洗いができない製品にはこの方法は使えません。
※染色・生地によっては、色抜け・変色を起こすことがあります。事前に裏地部分等の目立たない場所に少量の洗剤を付けて、色落ちが無いかテストしておくことをおすすめします。

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2.シミが取れない時には「酸素系漂白剤」

 シミが付いてから時間が少し経過すると、焼肉タレに含まれる油分や果汁等が繊維にしっかりと付着し、食器用洗剤だけでは落ちきらないことがあります。この場合には、「酸素系漂白剤」で対処しましょう。

用意するもの

・酸素系漂白剤(液体タイプ)
・歯ブラシもしくは綿棒(シミ範囲が小さい場合)
・タオル
・ドライヤー
・洗濯用中性洗剤

※漂白剤は必ず「酸素系」を使用しましょう。塩素系漂白剤はシミだけでなく生地の色を抜いてしまうので、衣類のシミ抜きには向いていません。
※漂白剤は「液体タイプ」を使用します。粉タイプは衣類全体を浸け置く必要があり、生地のダメージを増やす恐れがあるので使用を避けます。

シミ抜きの手順

  1. シミがある部分の裏側にタオルをあてておきます。
  2. シミが大きい場合には、漂白剤を直接塗布します。範囲が小さい場合には、綿棒等に漂白剤を浸し、シミ部分のみに漂白剤を付けます。
  3. シミ部分にドライヤーをかけて、衣類の温度を上げます。40℃~50℃程度にまで温めることで、漂白剤の効果がアップします。ドライヤーは10センチ以上離し、5秒~10秒程度かける程度でOKです。
  4. シミが取り切らない場合には、2)~3)を2~3回繰り返します。
  5. シミの色が取れたら、洗濯用中性洗剤で全体を洗濯機洗いもしくは手洗いして仕上げます。

※この方法は水洗いができない製品には使用できません。
※酸素系漂白剤は色柄物にも使用できますが、染色・素材によっては色抜け・脱色・変色を起こすことがあります。必ず目立たない部分で事前のテストを行いましょう。
※ファスナー・ボタン等の金属製品が付いた箇所には漂白剤の使用を控えましょう。金属部の変色、劣化が起きる可能性があります。
ウール、シルク、カシミヤ等、高温での洗濯がNGとされているものにはドライヤーをかけられません。繊維の縮み、変質が起きる可能性があります。

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3.ガンコなシミには「セスキ炭酸ソーダ」

「漂白剤でもシミがうっすら残る…」これは肉汁等に含まれる油分が「油染み」として残ってしまっている可能性大。こんな時に活躍してくれるのが「セスキ炭酸ソーダ」です。


セスキの激落ちくん 密着泡スプレー 洗剤 320ml ( アルカリ電解水 + セスキ炭酸ソーダ )

アルカリ性のセスキ炭酸ソーダは、油分を吸着する力が強いのが特徴。重曹よりも水に溶けやすいので、シミ抜き等にも向いています。最近ではドラッグストア等の他、100円均一ショップでも洗濯用・掃除用の「セスキ炭酸ソーダ」が販売されるようになっています。

用意するもの

・セスキ炭酸ソーダ
・酸素系漂白剤(液体タイプ)
・ドライヤー
・タオル
・歯ブラシ
・クエン酸
・スプレー容器
・洗濯用中性洗剤

シミ抜きの手順

  1. シミがある部分の裏側にタオルをあてておきます。
  2. スプレー容器に水200mlを入れ、小さじ1杯のクエン酸を入れてよく振り「クエン酸水」を作っておきます。
  3. シミ部分に酸素系漂白剤を塗布します。範囲が小さい場合には、歯ブラシ・綿棒等で塗布してください。
  4. セスキ炭酸ソーダを少量ふりかけます。
  5. 歯ブラシでシミ部分を軽く叩き、漂白剤とセスキ炭酸ソーダが汚れと混じるようにします。
  6. ドライヤーをシミ部分にかけて、衣類の温度を上げます。衣類から10センチ程度離して、5秒~10秒程度でOKです。
  7. シミ汚れが取れたら、シミ部分にクエン酸水をスプレーして中和させます。
  8. 洗濯用中性洗剤で全体を手洗いもしくは洗濯機洗いして仕上げます。

※必ず最後にクエン酸で中和をさせましょう。残ったアルカリ成分で生地が固くなったり、衣類を傷めてしまうことがあります。
※水洗いできない製品、デリケートな衣類にはこの方法は使用できません。
※セスキ炭酸ソーダは漂白力を上げるため、通常の漂白剤では色落ちしない製品も色抜け・変色を起こすことがあります。必ず事前に目立たない場所でテストを行いましょう。
※高温のお湯で洗えない製品には、ドライヤーはかけられません。

 

おすすめ焼き肉のたれ専用シミ抜き剤


シミ抜き剤 あにはからんや 100ml

 ・実演販売士レジェンド松下が、TV、メディアで紹介し、注文の新しいシミ抜き剤「あにはからん」油性と水性のシミを同時に落とす。
・クリーニング屋さんでも使われているシミ抜き剤を、強さは保ったまま一般家庭向けに調整し、使いやすくしたのがこの「あにはからん」になります。いままで諦めていたシミも、この「あにはかんや」であれば落とせた言う声を多数いただいており、リピーターさんも続出中。
・容量100ml、成分有機溶剤、非イオン界面活性剤、乳化剤パッケージサイズ約、幅45×奥45×高さ180mm 

 

おわりに

焼き肉のタレのシミ抜きは、できるだけ早く行うことが大切です。シミが付いてから何日も経過していたり、洗濯機での洗浄+乾燥を繰り返している場合、衣類に色素と油分が定着してしまい、自宅でシミを落とすことが難しくなります。

また焼肉タレのシミを落とすには、自宅での対処の場合には洗浄力の強い食器洗剤やアルカリ性の漂白剤・セスキ炭酸ソーダ等を使う必要があります。そのため以下のような衣類の場合、衣類がダメになってしまう可能性が高いんです。

・シルク、カシミヤ等のデリケート素材
・刺繍部分、レース部分等にあるシミ
・草木染め、手染め等の染色製品
・皮革製品
着物等の高級製品

自宅でのシミ抜き方法でシミが取り切れない場合や、衣類へのダメージが心配な場合には、クリーニング専門店に早めに相談をしましょう。